ホストはベネズエラ難民!?民泊に泊まって知る、誰も知らない本当の世界。



民泊の魅力といえば、なんといっても出会い。

会ったこともない国籍の人、新しい価値観、本やネットでは知ることのできない世界と出会うことができることが、民泊を使う至高の価値だと思っています。

これまでの民泊体験でも様々な出会いをすることができましたが、今回のメキシコシティの民泊を通した出会いは、とりわけ衝撃度の強いものでした。

 

メキシコシティの民泊泊まってきた。

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泊まった物件は、デザイナーのカップルがホストを務める、アーティスティックなお家。

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僕の部屋も可愛く作られていて、とても居心地のいい滞在。

あまりにリラックスしすぎてしまう空間と、ホストの2人がいい人すぎるもんで、いつしか当初の予定が延びに延び、10日間も滞在していたほど!

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さすがは治安の恐ろしいメキシコ。

マンションの入り口の扉は二重。

家の扉の鍵の数もものすごいある!

 

ホストはベネズエラからの難民だった!

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2人とは、毎晩のように飲んで、語り明かして。

間違いなく、日に日に心の距離が縮まっていく、ものすごい深い民泊体験。

そんな時、彼らの生い立ちの話に触れることができました。

実は、このアーティスティクでおしゃれな2人、ベネズエラからの難民だったのです。

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共産党政府が統治するベネズエラは現在、最悪の状態にあるといいます。

問題はハイパーインフレーションと物資の枯渇、犯罪の増加と、国際社会から孤立していること。

 

2人も何回も母国で強盗被害に遭ってきて、ギャングが政府に代わって支配する社会には、到底住んでいられずに亡命の道を選んだといいます。

彼らの友人も全員、国を出て、彼らももう二度と祖国に帰ることはないだろうと覚悟しています。

実際、家に遊びに来た2人の友人である在メキシコベネズエラ人たちの話も聞きましたが、みんな同じように祖国の悲劇を嘆きます。

 

僕たちの知らない、本当の世界。

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正直、ニュースでもあまり報道されないベネズエラの悲劇には、相当なショックを受けました。

シリア国境にも行ったし、難民ともたくさん出会ってきましたが、ベネズエラの状況も、信じられないほどに残酷です。

一見、優しく、楽しげなこの2人のホストも、僕が想像しえないような境遇を生き抜いてきた人たちです。

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ただ旅するだけでは絶対に知ることのできない、聞くことのできない、出会いが、民泊にはあります。

メディアが取り上げることのできない叫びに、民泊を通して触れる。

人と人とを繋ぐこのシステムにとてもつもない価値を、改めて感じることができました。